オーダースーツ/スーツの、発祥地・歴史・変遷を解説します

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オーダースーツの発祥地・歴史・変遷について解説します

紳士の憧れ、オーダースーツ。では、その発祥地や歴史は、一体どのようになっているのでしょうか?今回は、スーツの発祥地や歴史・変遷について、オーダースーツと絡めて紐解いていきます。
そもそものスーツの歴史は、15〜16世紀頃の中世ヨーロッパのフロックコートに遡るとされます。農民用服として使用されていたのが起源のようですが、18〜19世紀頃になると、歩きやすいように裾を切り落とされたモーニングコートや乗馬用の燕尾服などがイギリスを発祥地として誕生します。それを原型に、各職業別オーダースーツのような形で衣服の形状が仕事に合うように改良されていき、現代のスーツの原型となりました。しかし、まだ「くつろぎ着」に近かったスーツを、19世紀から20世紀にかけて、アメリカ人がビジネス用として着用し始めたことで、世界中にビジネスウェアとしてのスーツの用途が広まったのです。
一方、オーダースーツに関して言えば、発祥地であるイギリスではもちろん、スーツ生産用の機械のなかった当初から、時代の流れによって形を変えつつ、今に至る長い歴史を紡いでいます。日本でも、明治の後半から一般男性に広まり始め、大正時代にはすべて個人に合わせて作られる高級品としてオーダースーツが出回りました。
その後、20世紀初頭のスーツの型およびファッション性の拡大によって、様々な種類のオーダースーツが世界中で見られるようになります。スーツそのものの発祥地であるイギリス、ビジネスウェアとしてのスーツの発祥地であるアメリカ、また1980年代のデザイナーズ文化の牽引元であるイタリアなど国々のブランドに関しては、今も全世界でこだわりの一級品を叶えてくれるオーダースーツブランドとして高く評価されているものが多くあります。

発祥地・イギリスをはじめ、アメリカ、イタリアで隆盛を見せたオーダースーツの人気は現在に至る

発祥地であるイギリスの農民服を起源として、ビジネスウェアとしてアメリカで用いられたことから全世界に波及し、日本でも明治後半から広く着用されることとなったスーツ。オーダースーツに関しても、やはりイギリスを発祥地としてアメリカ、イタリアなどを中心に、ファッション文化としての人気を伴って流行の高まりを見せ、今に至る高評価を紡ぎ出して来ているということがわかります。

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