オーダースーツを仕立てる際に流行を取り入れるべき?

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オーダースーツを仕立てる際に流行を取り入れるべき?

オーダースーツの購入を検討されている方のなかで、流行を取り入れたオーダースーツを作りたいが、実際にどのようなスーツスタイルが流行しているのか分からず困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 実は、ヘアスタイルやファッションなどと同様に、スーツにも時代の流行があります。 本記事では、スーツスタイルの時代ごとの流行や、流行を抑えるポイントなどについて紹介します。 新しくオーダースーツを作るうえで流行しているスーツの形や柄などに迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。

スーツスタイルにもある時代ごとの流行

スーツスタイルの人気や流行も時代によって変化しています。 せっかく費用をかけてオーダースーツを仕立てるのであれば、流行に合ったスーツにしたいですよね。 オーダースーツを仕立てたものの、流行を押さえずに作ってしまいデザインが古臭くなってしまい、長く着られないなんてことにならないようにしておきましょう。 実際にどのような流行を取り入れると良いのか、現代の流行スタイルとあわせて紹介します。

90年代から現在に至るまでのスーツの流行

それでは、90年代から現在までのスーツスタイルの変化について紹介します。
スーツの基本形について
スーツの流行が最も強く現れるのはスーツ全体のシルエットです。 オーダースーツを作成する前に、まずはスーツのシルエットを決める基本形を押さえておきましょう。 スーツのジャケットは、ボタンが縦に1列に並んでいる「シングル」タイプと、ボタンが2列に並んでいる「ダブル」タイプに分類できます。 また、スーツのスタイルにも同じく2つのタイプがあり、ジャケットとパンツのみを組み合わせる「ツーピース」と、ジャケットとパンツにあわせてベストを組み合わせる「スリーピース」の2つに分けられます。
時代ごとのスーツのトレンド
次に、時代ごとのスーツスタイルの変化について紹介します。 90年代から00年代に掛けては、全体的にゆったりしたスタイルのスーツがトレンドとなっており、ジャケットは3つボタンで、スラックスも太めなタイプが流行しました。 00年代の半ばからは、細めのシルエットがスーツスタイルの主流になってきています。 ジャケットはスタンダードな2つボタンで、スラックスはノータック、着丈は短くてウエストは体に沿ったタイプです。 オーダースーツを仕立てる際は、その時代の流行についても調べておくことをおすすめします。

今の流行はクラシックスタイル

近年、スーツ業界ではクラシックスタイルが注目されています。 クラシックスタイルは世界中の正統派スタイルとなっており、伝統的なスーツスタイルを守りつつ、現代で着用しても違和感ないように作られているスーツスタイルです。 ここからは、流行しているクラシックスタイルにどのような特徴があるのか紹介します。

クラシックスタイルの特徴

クラシックスタイルは「シルエット」「幅広のラペル」「スリーピース」の3つの特徴があります。 クラシックスタイルは、従来好まれていた柔らかさや華やかさのあったスタイルとは異なり、かっちりとした力強い印象を与えることができます。 ジャケットの肩にパットが入っていることや、より体に沿ったスーツとなっていることで、重厚感のイメージを出すことができます。 また、クラシックスタイルはジャケットの胸元に付いている上襟から下襟にかける「ラペル」という襟部分の幅が広いことも特徴の一つです。 従来ではラペルの幅が細いものが主流となっていたのに対し、近年のラペルは幅が広いものが主流となっています。 ジャケット・パンツ・ベストのスリーピースとして構成されることが多く、同じ色の系統でまとめられるので存在感を引き出すことができます。

流行を押さえるためのポイント

これから先、流行を取り入れたスーツを着られるように、これから紹介する3つのポイントを押さえてオーダースーツを仕立てるようにしましょう。

ポイント①スーツのシルエット

90年代に比べて、ゆったりとしたシルエットのスーツスタイルは現代ではあまり見られません。 自分のの体に沿った、スタイルを取り入れるようにしましょう。 特にスラックスなどのパンツは、長すぎず太すぎないことを意識し全体が緩くならないような注意が必要です。 パンツの裾は、靴を履いた際に足の甲に少し触れる程度の長さがおすすめです。 お尻周りは、体のラインに沿うものを選びましょう。 また、パンツにタックが入っているかどうかでもシルエットは大きく異なります。 タックとはウエストから下の生地を織り込んだ際に出るヒダのことで、通常ウエストから下に向かって伸びています。 クラシックスタイルでは、このタック入りパンツが主流となっていますので、タックの本数やタックが内と外どちら側に向かってたたまれているかなども確認してパンツを選ぶことをおすすめします。

ポイント②スーツの色と柄

クラシックスタイルに関わらず、スーツの色や柄は相手に与える印象を大きく左右します。 初対面の人には特に、どのような印象付けを行いたいかによって着用する色や柄を変えましょう。 定番の色としてはネイビーやグレーなどがあり、ネイビー系統はさわやかさを印象付けることができ、グレー系統大人っぽさを印象付けられます。 柄入りスーツのなかでも定番としてはチェックやストライプなどがあげられ、チェック柄はフォーマルな印象付けができ、ストライプ柄は知的な印象付けが可能です。 スリーピースでは、ジャケット・パンツ・ベストすべての色や柄を合わせることも良いですが、あえてベストだけ色を変えるなどの遊び心も大切です。

ポイント③スーツに合わせるシャツと小物

自分に合ったスーツの確認ができれば、次はシャツやネクタイなどの小物にもこだわりましょう。 シャツは首周りを基準としてサイズを合わせます。 ジャストサイズを希望している場合はシャツと首のすき間が指2本分になるようにします。ゆったりサイズの場合はすき間が指3本分、ぴったりサイズの場合はすき間が指1本分となるように自分の好みに合わせて調整しましょう。 ネクタイは、スーツの襟幅と同じ幅に近いネクタイを選び、ベルトに少しかかるくらいの長さで結びましょう。 襟幅と全く同じ幅でなくても問題はありません。 シャツとネクタイは幅広い色が展開されているので、スーツの色に合わせて選ぶようにしましょう。

オーダースーツの魅力は長く着続けられること

いかがでしたでしょうか? 過去の流行から現代の流行の流れや、流行を押さえるためのポイントを紹介しました。 スーツスタイルも時代とともに変化しており、オーダースーツを仕立てるにあたって時代の流行を押さえることは重要です。 現代では、英国調のクラシックスタイルがトレンドとなっており、以前と比べて体に沿ったスタイルで力強さを印象付けることができます。 10年、20年と長くオーダースーツを着用できるよう、流行のポイントを押さえてオーダースーツを仕立てることをおすすめします。 オーダースーツは、自分の要望も取り入れることができるので、流行も押さえつつ自分のこだわりも取り入れ、納得のいくスーツを作りましょう。

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