1着だけしか持っていないスーツ、ビジネスシーンではあり？なし？

ビジネスシーンにおいてスーツは1着だけでも良いのでしょうか？1着だけ大切に着回すのは一見すると好印象ですが、実は生地の状態が悪くなったりニオイが染みつくなど、欠点がたくさんあります。ここでは社会人に必要なスーツの本数と、大切なときに備えて着用できるオーダースーツについて解説しています。

スーツ1着だけで大丈夫？社会人に必要なスーツの本数とは

みなさんは何着スーツを持っていますか？社会人なら1着以上持つべきなんて思う方もいるかもしれませんが、実際のところスーツは何着持っていると良いのでしょうか。社会人に必要なスーツの本数を解説します。

最低でも3着は必要

たまに着るのであれば1着だけでも問題ありませんが、毎日スーツを着る社会人は最低でも3着は持っていたほうが良いでしょう。3着をローテーションしながら着るのが一般的です。また1着を長持ちさせることができるので買い替えの頻度も軽減できます。なかには節約のために1着だけしか持っていない方もいますが、買い替えの頻度を考えるとやはり最低でも3着は必要でしょう。

1着だけではビジネス評価に影響する？

1着だけ大切に着ているのはとても好印象ですが、社会人の場合ビジネス評価に影響するのでおすすめしません。というのも、毎日同じスーツを着ていると生地の状態も悪くなりだらしなくなってしまうからです。スーツは制服としての役割はもちろんのこと接客時の印象にも大きな影響を与えます。要するに第一印象としてマイナスに見られる可能性が高いため、社会人であれば1着だけというのは避けたほうが良いでしょう。ビジネス評価を下げないためにもやはり3着は必要です。

就活生の場合

就活生は社会人よりもスーツを着る機会が多いため、傷みやすいと言われています。またあちこち動き回るため1着だけではやはり相手に良い印象を与えません。いろんな企業と接するからこそ2着は持っていたほうが安心です。また1日着たら2日以上休ませるなどメンテナンスも必要になるでしょう。

20代の場合

20代で社会人の場合、最低3着はスーツを用意しておきましょう。

社会に巣立って間もない20代の中には、1着しかスーツを持っていない方もいるかもしれません。

しかし、1着だけだとすぐに生地が傷んでしまい、型崩れも起こしやすくなります。

3着あれば交互に着回すことができ、各スーツを2日〜3日休ませて回復させることができます。生地の清潔感や張りを維持するためにも、3着は準備しておきましょう。

30代の場合

30代の場合も、20代と同じ3枚で問題ありません。ただし、スーツの品質にこだわるのが重要になります。

スーツは年齢に合わせて選ぶアイテムであるため、年齢を重ねていく上でスーツの選び方を見直すようにしましょう。

30代は後輩もできる年齢であるため、周囲に信頼感を与えるような落ち着いた印象のスーツがおすすめです。

40代の場合

40代で持っておくべきスーツの目安は3着以上です。40代は社会人としての経験値がさらに上がる年代のため、スーツのバリエーションも増やしておくとよいでしょう。

ただし、枚数よりも品質にこだわらなければいけません。特に、管理職となって部下やチームを牽引する立場の場合、チープに見えしてしまうスーツは不適切です。

また、質に加えて色や柄にもこだわりましょう。20代や30代はシンプルなスーツが向いている一方、40代は個性のあるスーツも着こなせる貫禄が出てきます。

定番のネイビーやグレーだけでなく、色艶のあるものやストライプ・チェックなどの柄物にも是非チャレンジしてみてください。

【職業別】スーツの目安枚数

職業によっても、持つべきスーツの枚数は異なります。

職業別の持っておくべきスーツの目安枚数は、以下のとおりです。

• 営業職：4着以上
• 接客業：4着以上
• 内勤職：2着〜3着

営業職で社外の方と会う機会が多い場合や、スーツを着て接客を行う仕事をされている方は、最低でも4着以上スーツを用意しておくのがおすすめです。

さらに、定期的に顧客と対面する場合は、5着ほど用意しておけば一週間のローテーションで着回すことができるので、毎回同じスーツを着ているという印象を与えることなく好印象にもつながります。また、出張が多い方も5着ほど持っておくと安心です。

内勤職やデスクワークが中心の職種の場合は、2着〜3着が目安となります。

ただし、パンツは多めに持っておくのがポイントです。その理由は、椅子に座る機会が多いと、パンツが摩擦で傷みやすくなるからです。

内勤職の方は、パンツが1本ではなくスペアパンツが付いている「ツーパンツスーツ」の購入も検討してみましょう。

最大限着まわせるスーツを選ぶポイント

予算の関係上、複数枚スーツを揃えるのが難しいという方も少なくありません。

そこで、ここからは最大限使いまわせる便利なスーツを選ぶポイントをご紹介します。

色はネイビーかチャコールグレーを選ぶ

ビジネス用としてスーツを選ぶなら、色はケイビーかチャコールグレーがおすすめです。

どちらも定番のダークカラーでシーンを問わず着回しが効き、失敗が少ないカラーとして知られています。

もし結婚式の2次会といったシーンでよりおしゃれに着こなしたいなら、シャツやネクタイでアレンジするようにしましょう。

スーツの柄は無地を選ぶ

着回し力を重視するのであれば、柄は取り入れずに無地のスーツを選びましょう。

スーツの柄にはある程度のトレンドがありますが、無地のスーツであれば流行りに関係なく長く着れるというメリットがあります。

大きすぎず小さすぎないサイズを選ぶ

使いまわしやすいスーツを選ぶときは、サイズは大きすぎず小さすぎないジャストサイズがよいでしょう。

極端に細かったりワイドだったりするシルエットは、購入した当時はトレンド感があっても、数年経つと時代遅れな印象になってしまいます。

ジャストシルエットでボディラインに程よくフィットするものを選ぶことで、スタイルアップ効果も期待できます。

1着だけでも仕立てておきたいオーダースーツ

オーダースーツの場合は、1着だけでも仕立てておくといろんなシーンで役に立ちます。ビジネスシーンでは3着をローテーションでも良いですが、ここぞというときはオーダースーツを着用して行くと相手に良い印象を与えます。また同時に信頼感も勝ち取ることができますから、持っていない方は今すぐオーダースーツを仕立ててあげましょう。

・オーダースーツのメリット

自分の体に合ったデザインで作られているのでサイズ感も良いですし着心地も抜群です。なかにはビジネススーツすべてオーダースーツを着用している方もいると思いますが、長時間着ていても着崩れしにくくストレスに感じないので非常にメリットが大きいでしょう。

・オーダースーツの種類

ひと口にオーダースーツといっても種類はさまざまです。おおまかにフルオーダー・パターンオーダー・イージーオーダーに分けられ、それぞれに魅力があります。

おすすめのオーダースーツ店ご紹介

ここから、オーダースーツを仕立てる際におすすめの店を5つ厳選してご紹介します。

K-51インターナショナル

「K-51インターナショナル」は、業界最多レベルの豊富な品揃えを誇るオーダーメイドスーツ専門店です。

豊富な知識と経験を持ったスタイリストが、マンツーマンでスーツ選びをサポートしてくれます。

お客様とのコミュニケーションを重要視していて、じっくり丁寧な接客を行うため、リピート率が高いのが特徴です。

採寸はメジャーで体を測るだけでなく、骨格スタイルアドバイザーが骨格分析を行い、より体型に合ったスーツを仕立ててくれます。

高度な縫製技術を誇るのも注目ポイントで、人体を3次元に捉え体の曲線に合わせる「立体縫製」という技術で、裁断から縫製まで熟練の職人が仕上げていきます。

また、店内には美容室が併設されており、髪型からスーツまでのトータルコーディネートが叶うのも魅力的なポイントです。

オーダースーツSADA

全国に40店舗以上を展開する「オーダースーツSADA」。

最先端技術CAD（立体設計システム）によるオリジナルパターン作成で、高品質と低価格の両立を可能にしています。

生地仕入れから縫製まで一貫して自社で手がけるワンストップシステムを構築し、中間マージンの極小化に成功。これにより、高品質なオーダースーツを21,780円（※初回限定）という既製スーツと遜色ない価格で提供しています。

生地は低価格で品質の良いものから、ゼニアといった高級生地まで幅広く取り扱っているため、若い世代から役職者の方まで幅広い年齢層におすすめです。

万が一仕上がりに満足できなかった場合も、1カ月以内にスーツを返却すれば全額返金される良心的なサービスにも注目です。

グローバルスタイル

老舗生地問屋の独自の仕入れネットワーク網を活かして、リーズナブルな価格で上質なオーダースーツを提供している「グローバルスタイル」。

イタリアやイギリスなど各国の有名インポート生地を約5,000種類以上取り揃えており、ブランドや色柄のバリエーションが豊富なのが特徴です。

選べるスーツモデルは全10型以上と業界最多のバリエーションで、さまざまな年代や好みに合わせたスタイルが選べます。

2着同時にオーダーするとお得になるキャンペーンを実施中のため、自分の体型にジャストフィットしたスーツを複数作りたい方におすすめのショップです。

DIFFERENCE（ディファレンス）

DIFFERENCEは紳士服のコナカが展開するオーダースーツブランドです。全国に60店舗以上を展開しています。

AIの技術を使った「AI画像採寸アプリ」という便利なシステムを導入しているのが特徴です。

トップフィッターの採寸技術をAIに学習させ、サイズ計測の精度を高めることによって、たった4枚の画像だけで最も快適なサイズを提案してくれます。

一度店舗で採寸を行うと、2回目以降はスマホやパソコンから生地やオプションを選ぶだけで、自宅や外出先から簡単に注文が可能です。

また、2着同時でお得に購入できる「ペアプライスキャンペーン」も好評です。通常1着41,800円からのところ、2着同時購入の場合は1着あたり26,400円からオーダースーツを仕立てられます。

KASHIYAMA

「KASHIYAMA」はオンワード樫山が展開するオーダースーツブランドで、全国に50店舗以上を展開しています。

オーダースーツ1着の価格は通常33,000円からですが、初回購入限定で20%OFFの26,400円から購入できます。

生地はコスパに優れたオリジナル生地から、ストレッチやマシンウォッシャブルなど機能性を重視した生地まで取り揃えています。

納期は最短1週間とオーダースーツ店の中でも最短納期なのも注目ポイント。できるだけ早くオーダースーツを手にしたい方におすすめのブランドです。