オーダースーツおすすめ完全網羅 比較ランキング50店 > コラム > オーダースーツで押さえたいイギリスのスーツスタイルの魅力特徴
イギリス発祥のスーツスタイルはブリティッシュスタイルとも呼ばれ、男性のスーツの装いとして16世紀から現在まで500年以上の伝統をもっています。
ここでは、イギリスで始まった伝統的なスーツスタイルの特徴とその魅力、正しい着こなしについて詳しく紹介していきます。
目次
イギリスのスーツスタイルの魅力や特徴についてみていきましょう。
イギリスのブランド生地は手作業で仕立てられているものが多く、オーダーメイドスーツは特に美しい仕上がりが期待できます。
スーツの発祥国であるという伝統から、古くから大切にされてきたパターンやデザインを好む傾向にあり、縦長なシルエットに重量感を持たせたものが多くみられます。
小さめの襟、高い位置のウエストラインと、胸元に厚みが出るような男らしいスタイルが特徴。表の生地に個性的な色や柄は避けつつ、裏地で遊ぶオーダースーツも好まれています。
イギリスのメーカーの生地は丁寧に織られているものが多く、耐久性や堅牢性にすぐれています。
シワができにくく、クラシックなデザインを長く維持できるようなデザインはビジネスシーンにもマッチします。
イギリス式のスーツの着こなしについてもチェックしていきましょう。
イギリス式のマナーとして、結婚式では新郎とその家族よりも目立たないように黒色のスーツは身につけず、チャコールグレーなどの落ち着いた色を選ぶのがマナーとなっています。
イギリスでは黒の代わりにグレースーツが基本色として知られており、グレーのスーツに赤や青のネクタイを合わせるなど、アクセントとしてネクタイを取り入れるスタイルが人気。
チャコールグレーのほかにも、ミディアムグレーやライトグレーなど種類豊富なグレースーツが揃っており、状況に応じた着回しが基本とされています。
イギリスの伝統として知られている三つ揃え(スリーピース)ですが、ビジネスシーンではベストを除いたツーピースが現在の主流。
反対にフォーマルな場ではスリーピースの着用が常識的とされており、TPOに合わせてツーピースとスリーピースを使い分けている方が多くみられます。
イギリス紳士は伝統的なスタイリングを意識しながらも、スリーピースにこだわらずビジネスシーンではツーピース、重たい黒色を避けて種類豊富なグレースーツを着回すなど、可能な範囲でオシャレを楽しむスタイルをとっています。
重厚感の中にも男らしさが光るブリティッシュスタイルは、上品に見せつつ派手にならない装いとなります。ぜひ普段のスーツスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか。