失敗談に学ぶ!ミスをしないオーダースーツの仕立て方とは

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失敗談に学ぶ!ミスをしないオーダースーツの仕立て方とは

「オーダースーツ」と聞くとついつい響きがカッコ良く、「より良いもの」を作りたくて、少し背伸びした生地やデザインで仕立てようとしたり、当初の目的以上に気持ちの方が浮かれて先行してしまったりするものです。 そこで今回は、失敗談に学ぶよりよいオーダースーツを仕立てるための方法を考えてみましょう。

失敗談①生地のイメージが沸いていない

オーダースーツ仕立て時には特に、自分の好きな生地、格好良く見えそうな薄い生地、つい背伸びした高級生地などを選んでしまいがちです。 ところが、その結果出来上がりが案外派手になりすぎてしまったり、持ちが悪かったり、サイズが合わなかった時に取り返しがつかなくなってしまったりします。

失敗談②サイズが合わない

オーダースーツを仕立てるとなると、多くの素敵な店舗で様々なものを見ては作ってみたくなり、さらに自分の気に入りのシャツと合わせたいと、普段より気持ち気合いの入った服装で仕立てに挑んでしまうものです。 しかし、初回オーダーを繰り返すとその度に店舗ごとのサイズ感の違いに悩まされたり、普段着用しているようなシャツとは仕立てが合わなくなったりしてしまいます。

失敗談③試着をしていない

オーダースーツとは言え「安く済ませたい」という気持ちや、逆に良いものを仕立てたつもりで浮かれている気持ちがあると、出来上がり時の細かなミスや、細かなディテールの出来の不具合に気付かず店を後にしてしまう場合があります。 また、つい好みの生地を見つけるとオーダーしてしまう癖のある人は、似たようなスーツでクローゼットが溢れてしまう場合もあります。

失敗談④動くと苦しい

立っている間は気にならなくても、椅子に座るときやしゃがむときにサイズがきついと感じることがあります。 店舗の中で気づければ良いですが、試着をせずに持ち帰ってから気づく方も少なくありません。 オーダースーツが完成した際の試着をおろそかにしてしまうと、スーツの細かな違和感に気づけない場合があります。

失敗談⑤予算よりも高くなってしまった

生地やサイズ、ボタンなどの細かいディテールにこだわって仕立てたオーダースーツ。 最初に決めた予算よりも大幅に金額が高くなっている場合があります。 それは、細かな有料のオプションが積み重なった結果かもしれません。 オプションには無料のものと有料のものがあるため、スタイリストに確認をせず自由にオプションを選んでしまうと、気づいたら予算を大幅に超えてしまいます。

オーダースーツを仕立てる時のコツ6選

続いては、失敗談のようなミスをしないためにオーダースーツを仕立てる時のコツを6つ紹介します。

コツ①オーダースーツを作る目的を決める

まずは、オーダースーツを作る目的を明確にしましょう。 「いつ」「どこで」「なんのために」スーツを着るのかが定まっていないと、希望通りのスーツは作れません。 普段の仕事で着る人もいれば、友人の結婚式や、会社のイベントなど、目的は人によってさまざまです。 自分にピッタリなスーツを作るためにも目的を明確にして、しっかりとスタイリストに伝えることが大切です。 また、スタイリストがお客様の目的を分かっているかいないかで、完成度に大きな差が出ます。 スタイリストとお客様が同じ目的に向かってスーツを作り上げられると、希望通りのスーツが出来上がりやすいです。

コツ②生地は慎重に選ぶ

生地選びは慎重に行うようにしましょう。 生地は大きいほど明るく見えやすいため、バンチブックのような小さい生地と実際の大きさのスーツはイメージと完成した実物にギャップがあることが多いです。 実際、生地選びを雑に行ってしまうと、「思ったより派手だ」「イメージより明るすぎる」といった失敗を招いてしまうことも、珍しくありません。 生地選びはバンチブックだけではなく、展示されている実際の服地を肩にかけるなどして、具体的なイメージを掴めるまで確認することをおすすめします。

コツ③体型に合ったシャツを着て採寸する

実際に店舗に足を運び採寸をするとき、自分の体型に合ったシャツを着ていくようにしましょう。 元々、スタイリストが丁寧に採寸をしてくれますが、さらに体形に合ったシャツを着ていることでサイズの失敗を防ぐことに役立ちます。 中でも、袖の長さを採寸するときは、中に来ているシャツの袖の長さも参考になるため、サイズを合わせたシャツを着るようにしましょう。

コツ④店舗ごとの違いを理解する

オーダースーツ店はどこの店舗も同じと思ってはいけません。 店舗によってスーツの仕立て方や生地の管理方法も異なるため、それぞれが別々のお店だという事をしっかりと認識しましょう。 たとえば、とある店舗で仕立てたスーツを別のオーダースーツの店舗に持っていって、「これと同じようにしてください」と伝えても、仕立て方や製図の作り方に違いがあるため細かな違いがあるスーツができるでしょう。 むしろ、中途半端に同じ形でつくると違和感が強くなる可能性もあるため、体型が少しでも変わっている可能性があるならば、毎回採寸をし直すことをおすすめします。

コツ⑤フィッテイングは欠かさずに自然体で行う

仮縫いが完了したスーツを実際に着てみて、サイズ感を確かめましょう。 このとき、立ち姿だけではなく、椅子に座った時にきつくないか、しゃがんでもパンツにゆとりはあるか、身体をひねってもスーツが突っ張る感じはしないかなど、あらゆる動きを想定して確認することが大切です。 スタイリストも一緒にいる場でフィッテイングは行いますが、スーツを着ている本人しか気づかない違和感もあります。 「プロが何も言ってこないなら大丈夫か」と思わずに、少しでも気になったことはどんどん話すようにしましょう。 そうすることで、自分の理想のスーツに近づけることが可能です。

コツ⑥事前に予算を伝える

オーダースーツは最初にカウンセリングの時間を設けてから生地選びや採寸へ移っていきます。 最初のカウンセリングのときに、予算も忘れず伝えるようにしましょう。 スタイリストはお客様のご希望を叶えるために色んな提案をしてくれます。 しかし、予算がある場合には、どんなオプションをどのくらい追加して良いのかをスタイリストから教えてもらう必要があります。 そこで、あらかじめ予算を共有できていればスタイリストからの提案も、予算に沿った提案になるため、出来上がったスーツが予算を大幅に超えるようなことはほとんど起きません。 カウンセリングのときに予算を聞いてくれる店舗も多いですが、聞かれなかったら自分からしっかりと伝えるようにしましょう。

コツを覚えてからオーダースーツを作って失敗を予防しよう

いかがでしたでしょうか。 今回は、オーダースーツの失敗談と失敗しないためのコツをそれぞれ紹介しました。 オーダースーツは細かな採寸をして作り上げるため、細かなミスや失敗が全体の完成度に影響します。 失敗談のような状況を避けるために、あらかじめコツを覚えておくようにしましょう。 特に、初めてオーダースーツを作る方は分からないことも多いため、失敗しないようにスタイリストとよくコミュニケーションをとることが大切です。

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