オーダースーツおすすめ完全網羅 比較ランキング50店 > コラム > スーツにおけるおしゃれ偏差値の決め手は生地ブランド
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「毎日みんなと同じようなスーツ着て、なんか服も仕事も飽きてきちゃうな」 こんなこと思ってしまう社会人の方、多いのではないのでしょうか。せっかく世のため人のために一生懸命に働いていたとしても、代り映えの無い日常には飽きがきてしまうものです。 そんな社会人のみなさまにお勧めしたいのが、高級ブランドのオーダースーツです。仕事のモチベーションアップのために、スーツのおしゃれ偏差値を上げ日常に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。
オーダースーツの決め手となるのは「仕立て」と「生地」の二つです。この2つのどちらの方が大切と断定はできませんが、どれだけ良い仕立てをしても、元の生地が良くなかったらスーツが長持ちしなかったり、出せる光沢や艶にも限界があったりします。
オーダースーツを作る際はどちらにも気を使いましょう。 オーダースーツの生地生産に関しては、ミル系メーカーとマーチャント系メーカーでそれぞれ異なっています。 ミル系メーカーは自社工場でスーツ生地を織っています。
生地を自社で生産するため、高品質のスーツを比較的安い価格で提供することが可能です。 マーチャント系メーカーは自社工場を所有しておらず、高品質の生地を発注・買付します。 生地の種類を豊富に揃えて、お客様の多様なニーズに応えています。 ここからはおしゃれ偏差値を上げるということで、そのベースとなる生地について詳しくお話していきます。
スーツの生地といっても産地によって特徴が異なります。ここでは世界的に有名なスーツ生地の産地であるイタリアとイギリスに加え、我らが日本の生地の特徴についても解説していきます。
「スーツ生地といえばイタリア」といわれるくらい圧倒的人気を誇るのがイタリア産です。特徴としては、色合いや柄のバリエーションが豊富で、生地が薄く肌触りと着心地が良いことが挙げられ、お洒落着としても活用できます。 イタリアの領土は大半が地中海性気候に属しており、比較的温暖な地域なのでスーツの生地も仕立ても軽く、そして薄くなる傾向があります。しかしその分、生地の耐久性が損なわれてしまうというデメリットもあるので注意です。
イギリス産のスーツ生地の特徴として、高耐久でシワになりにくく、復元力が優れていることが挙げられます。一方で生地が硬めなので、相手に与える印象はやや重ためです。 伝統的な製法で丈夫に織られているため、フォーマルな場に着ていくのに向いています。 イギリスの気候は年中曇りが多く湿度も高いので、すぐによれないよう高耐久で重厚なスーツに仕立てられております。
日本のスーツ生地の特徴は低価格で機能性に優れているという点です。一方でデザイン性に乏しいという短所もあります。 国内で有名なのは御幸毛織(みゆきけおり)というメーカーで、国内の高級紳士服地メーカーの中でトップを誇る老舗企業です。業界の中でも厳しい品質管理を行い、「本場イギリスをしのぐ水準の生地」と世界に認められるほどのものを作っています。 国産生地は高級品というイメージはありませんが、品質が安定しているところが魅力です。
生地の価格を決めるのは繊維の細さ・ウールの産地、含有割合・繊維の種類の3点です。それぞれ説明していきます。 それぞれ簡単に説明すると、繊維は細ければ細いほど高価になり、ウールは割合が高ければ高いほど高価になります。繊維の種類はスーツのメイン素材によって大きく変わります。
生地を構成する繊維が太ければ太いほど安くなり、細ければ細いほど安くなります。 繊維の太さは「SUPER」と書いてあるタグの数字を見ると確認でき、数字が高いほど生地の繊維は細くなり、価格は上がっていく仕組みになっています。
例えば「SUPER100」と「SUPER120」の2つがあったら、「SUPER120」の繊維の方が細く、高価格な生地です。 ちなみにこれは天然繊維100%で作られた場合のみの表示で、異なる細さの繊維が用いられている生地にはSUPER表示がありません。
生地に含まれるウールの割合や、その産地によっても価格に変動があります。 最も高価なのがウール100%の時で、ポリエステルと呼ばれる化学繊維の割合が増えると安くなっていきます。ポリエステルと混ぜるのはコスト面だけでなく、生地の耐久力を向上させるなどのメリットもあります。
ちなみにウール100%のスーツは ・柔らかく艶がある ・熱伝導率が低く、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる ・肌に優しい などの特徴がありますが、虫食いがおきやすかったり、毛玉ができやすいといった、デメリットもあり、ウールが多ければ多い方が良いという訳でもないので注意が必要です。 また、ウールの産地によっても質は変わり、ニュージーランド産・オーストラリア産のウールは高級羊毛といわれ高価になります。
ウールのほかにもポリエステル、モヘア、シルク、リネン、コットンといったような生地がスーツに用いられ、どの種類の繊維を使うかによっても価格は変動します。 使用する繊維によって、完成するスーツの着心地・機能性・艶など様々な要素が大きく異なります。
最もスーツに用いられている素材です。 保湿性・吸湿性・染色性・肌なじみの良さ・汚れにくさが特徴として挙げられます。
強度と速乾性に優れていることが特徴です。 コストを抑えてスーツを作成したい方にお勧めの繊維となっています。
ウールと比べ繊維が太く、触り心地は硬いですが、清涼感と光沢が独特な素材です。 スーツとしては春夏向けのものが多い傾向にあります。
美しい光沢を持つ、軽くて柔らかい繊維です。 高級感のある艶を出したいときにお勧めで、主にパーティー用のスーツに使用されています。
高い通気性とコシが特徴で、暑い季節でも快適な着心地が味わえます。 スーツ生地としては独特の艶や色合いになるので、おしゃれな方向けのものとなっています。
手触りが良く、吸湿性に優れています。 ビジネス向きというよりは、カジュアルシーンでのセットアップスーツとして用いられる場合がほとんどです。
オーダースーツのおしゃれ偏差値を上げたいのであれば、オーダーの方法についてもチェックしておきましょう。
オーダースーツのオーダー方法は「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3種類。よりおしゃれ偏差値を上げたいのであればフルオーダーがおすすめです。
オーダー方法によってスーツの仕上がりや価格は大きく変わります。ここから、オーダー別の特徴を見ていきましょう。
オーダースーツのなかでは最もお手頃な価格で手に入ります。価格相場は2万円~5万円前後です。既製品と大きく変わらない価格のため、初めてスーツをオーダーする方やコスパを重視したい方に適しています。
また、納期がほかの方法より早いのもメリットで、急ぎでオーダースーツを作りたいという方にもおすすめです。
パターンオーダーでは、既成のサンプルから自分の体型に最も近いサイズを選んでスーツを仕立てていきます。
既製のサイズやシルエットをもとにして作られるため、調整できる部分は限られているのは難点ですが、着丈や袖丈、パンツ丈など縦ラインの補正は可能です。
標準サイズだと体型に合いにくく、デザインや生地をより自分好みにしたい方に適した方法のイージーオーダー。価格の相場は5万円~20万円前後となります。
イージーオーダーはあらかじめ用意された型から自分の体型に合うものを選び、採寸結果にあわせて調節を行う方法です。
パターンオーダーの場合は既製品をもとに製作しますが、イージーオーダーは既製の型紙をもとに製作します。
そのため、パターンオーダーと比較して自由度が高く、採寸に合わせて細かな調整ができるのが魅力です。
着心地やデザインなど、細部までこだわったおしゃれ偏差値の高い一着を作るのであれば、フルオーダーがおすすめです。価格相場は20万円~100万円以上と幅広く、上限はありません。
フルオーダーの特徴は、一人ひとりの体型に合わせたオリジナルの型紙を作る点です。微調整しながら仮縫いを繰り返し行います。この工程によってより細かい修正が効き、理想に近いシルエットが叶います。カスタマイズの幅も広いため、とことんこだわって製作できるのもメリットです。
また、イージーオーダーやパターンオーダーは機械による縫製ですが、フルオーダーは職人によるハンドメイドであり、より時間や手間がかけられています。
いざオーダースーツを作ろうと思っても、たくさんの店があるため、どこを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
ここからは、おしゃれ偏差値を上げたい方におすすめのオーダースーツ店を厳選してご紹介します。
オーダースーツを作ったことがないという方も、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
生地や裏地、ボタンなどにおいて業界屈指の圧倒的な品揃えを誇っているオーダースーツ店のK-51インターナショナル。
豊富な知識と経験を持ったスタイリストが、マンツーマンでスーツ選びをサポートしてくれるのが特徴です。
仕立てのこだわりレベルも高く、「仮縫い」ができる縫製工場で全てのスーツを縫製しています。
仮縫いは技術の高い工場でなければ実践できません。仮縫いを行えるというのは、ハイレベルな技術を持つ工場である証といえます。
K-51のオーダースーツは一般的な流れ作業の縫製工程ではなく、人体を3次元に捉え体の曲線に合わせる立体縫製技術で、裁断から縫製まで熟練の職人が丁寧に仕上げます。
さらに、店内には美容室が併設されているのも注目ポイントです。髪型からスーツのトータルコーディネートまでを担ってくれるため、よりおしゃれ偏差値アップが期待できます。
「頑張るビジネスマン、またはプロフェッショナルの方々にベストな一着をお届けすること」をコンセプトとしている麻布テーラー。
店舗は全国に20店舗以上展開しており、いずれかの店舗で一度採寸を行うと情報を全店舗で共有するため、他店舗でも採寸する工程を省いてオーダースーツを作ることができます。
国産からインポートまで約3,000種類以上の生地を取り揃えているので、自分の好みの生地を見つけやすいのもメリットです。
国内の直営工場・協力工場にて生産しているのも魅力のひとつで、メイドインジャパンの高い品質を提供しています。
また、6カ月間は無料で微調整してもらえるため、失敗のリスクを抑えながら安心してオーダーにチャレンジできます。
1940年に創業した老舗オーダースーツ店の銀座英國屋。
他社に比べると高価格帯ですが、その分生地やフィット感にこだわった自分好みのフルオーダースーツを作ることができます。
銀座英國屋ではフィッティングを重要視していて、スタイリストとは別にフィッティング専門技術者がいるのが特徴です。
信頼を得られる装いを突き詰めるため、デザイン性やトレンドよりも実用性に重きを置いています。
多数の映画やドラマ、ニュースまで、さまざまなメディアの衣装協力に携わっているのも特徴で、実力の高さが伺えます。
全国45店舗と日本最大級の店舗数を誇るオーダースーツ店のSADA。
生地の仕入れ、裁縫、小売りまでを自社で行っているのが特徴です。
中間マージンを削減することによって、初回オーダー価格21,780円(税込)という低価格ながらも高品質なスーツを提供しています。
生地は、日本製からゼニアといった高級インポート生地まで取り扱っているため、妥協のないワンランク上のスーツも仕立てたい方にもおすすめです。
また、スマホやパソコンからもオーダーできるため、忙しくて来店する時間がない方も利用しやすいといえます。
本格オーダースーツをリーズナブルな価格で楽しめるのが魅力のGlobal Style。
1928年に誕生した老舗の生地問屋「丹後屋羅紗店」がルーツのため、独自のルートで国内外の有名ブランドの生地を仕入れているのが特徴です。中間マージンをカットすることで、お手頃な価格で上質な生地を提供しています。
約5,000種類の生地と10型以上のモデルを用意しているのも大きな魅力です。型の数が多いので、体型に近いものを選びやすいといえます。
3カ月間の無料仕立て直しサービスに加えて、全額返金保証制度もあるため、安心して購入できるのもメリットです。
「Fit Your Life」をコンセプトとし、一人ひとりの日常や価値観にフィットする服を提供するFABRIC TOKYO。
2014年にサービスを開始し、現在では全国19店舗を展開している新鋭ブランドです。
FABRICTOKYOの特徴は、店舗で体のサイズを測定して、サイズのデータをクラウドに保存するシステムを導入している点です。
一度オーダーすれば採寸情報がウェブサイトに登録されるため、いつでも好きなときにジャストサイズのスーツをオーダーできます。
組み合わせ方は10万通り以上、生地の種類は300種類以上と豊富にラインナップしているのもうれしいポイントです。
製作に関しては、裁断や縫製などそれぞれの工程ごとに専門の職人が担当し、最新機器を用いての仕立てを行うため、質や精度も申し分ありません。
ここまでスーツ生地の産地、生地の価格を決める3つの要素についてご紹介しました。 高級ブランドのスーツを身にまとえば、存在感が増し、周囲に一目おかれるようになるでしょう。
しかし、スーツを高級なものにしただけではスーツに「着られている」状態になってしまいかねません。髪型をしっかりと整えたり、体形を維持したりするなど、日々の努力も怠らず、高級ブランドのスーツが似合うビジネスマンになり、ビジネスライフを向上させましょう。 ぜひ一度、生地選びから最高のおしゃれ偏差値を出すためのスーツ作りをしてみてはいかがでしょうか。