50代のビジネスマンにおすすめのオーダースーツ

「50代のビジネスマンとして、見た目を整えるためにオーダースーツを作りたい」
このように考えている方は多いのではないでしょうか？

50代は職場で重要な役職を担う方が多い年代でもあるため、相手に与える印象を考えてスーツを選ぶ必要があるでしょう。

今回は50代のビジネスマンが、オーダースーツを仕立てる際のポイントなどを紹介します。
オーダースーツを作るか悩んでいる50代のビジネスマンの方は、ぜひご覧ください。

50代の方がオーダースーツを仕立てる際のポイント

50代のビジネスマンは、3つのポイントに注意してオーダースーツを仕立ててもらいましょう。
それぞれのポイントを以下にまとめたので、参考にしてみてください。

ポイント①50代の方におすすめのサイズ感

若い世代で支持されているスリムなスーツや、ぶかぶかのスーツは、あまりおすすめができません。
なぜなら、見た目とスーツの印象がちぐはぐになってしまい、年齢相応の信頼感や安定感を演出しづらいためです。

そのため、50代のビジネスマンは自分の体型にジャストフィットするスーツを作るとよいでしょう。

特に50代のビジネスマンから人気なものが、ボディにややゆとりのあるシルエットです。
オーダースーツであれば、既製品ではできない細かい調整が可能なため、ボディにゆとりをもたせつつ袖や裾をジャストフィットさせたオーダースーツを作れます。

既製品のように、ボディにあわせて袖や裾が合わないスーツは、ちぐはぐな印象を与えるのでバランスが悪く見えてしまいがちです。
50代の自分の体型に、ジャストフィットするオーダースーツを仕立ててもらいましょう。

ポイント②50代の方におすすめの生地

50代のビジネスマンにおすすめのオーダースーツの生地は、年齢相応の上質さを感じられる生地でしょう。

たとえば、秋冬の時季であれば太く短い紡毛糸を使ったフランネルなど、温かみと貫録を演出できる生地が最適です。
また、ポリエステルなどの化学繊維でできたスーツ生地は、相手にチープな印象を与えかねないため天然繊維100%をおすすめします。

普通のポリエステルではチープな印象を与えてしまいますが、なかには防シワや速乾性、耐久性やストレッチ性など機能性に特化した生地の素材もあります。
ただし、重厚感や高級感は天然繊維100%のものよりも感じづらいため、着用シーンにあわせて生地を選ぶとよいでしょう。

このように、50代のビジネスマンがオーダースーツを仕立てる際は、着用シーンに合わせた生地選びが重要です。

ポイント③50代の方におすすめのオーダースーツの価格帯

50代のビジネスマンは、会社の顔として社内外に出ることも多いため、体に合った質の高いスーツを着用しているかどうかで相手に与える印象が変わってきます。
ただ、その一方で相場などの価格帯も気になるところですよね。

実はオーダーメイドには、パターンオーダー・イージーオーダー・フルオーダーなど仕立て方にも種類が分かれており、相場もそれぞれで異なります。

スーツの型やデザインがある程度決まっているパターンオーダーの相場は、20,000円〜70,000円程度です。
イージーオーダーは採寸した数値で型紙を作り、自分の体形や好みに合わせたスーツを仕立て上げるため、50,000〜200,000円程度が相場といわれています。

フルオーダーは、テーラーが実採寸して0からスーツを縫い上げるため、価格は200,000円以上になることがほとんどですが、世界に1つの自分だけの１着が手に入るのがメリットです。

また、オーダースーツは購入する場所によっても価格が変わります。
たとえば、ショッピングモールなどでは10,000円〜20,000円程度でスーツを作れますし、本格的なテーラーだと200,000円以上かかることもあるでしょう。

量販店やチェーン店などで「予算をおさえてオーダースーツを作りたい」という方は、30,000円～50,000万円程度の予算が妥当です。
一方で、「カウンセリングなどを含めて、しっかりとしたサービスを受けたい」という方は70,000円～100,000円程度の予算を考えておくとよいでしょう。

50代のビジネスマンが自分に合うオーダースーツを作る際のコツ

50代のビジネスマンがオーダースーツを作る際は、サイズや生地、予算などを考えることが重要になってきます。
しかし、ただそれだけでは自分に合ったオーダースーツを作れるとは限りません。

ここからは、50代の方が自分に合ったスーツ作りができるコツを紹介します。

コツ①あえて明るい色を選ぶ

落ち着きのある50代のビジネスマンには、チャコールグレーやネイビーなどの渋い色合いのスーツがおすすめです。

特に、渋みのある50代の男性があえて明るい色のスーツを着ると、さまになります。
たとえば、グレイヘアの方はライトグレーやミディアムグレーのスーツがよく似合うでしょう。

色が浮いてしまうのではないかと心配な方は、濃い色のネクタイを合わせると締まった印象になります。

コツ②目立ちにくい柄のスーツを選ぶ

スーツの色や柄は、第一印象を左右する重要なポイントです。

たとえば、遠目で見ると無地に見えるがよく見ると違う色でチェック柄が入っているといったおしゃれな生地は、派手な柄よりも相手から見て好感度が上がりやすいでしょう。
物足りなさを感じる場合は、ネイビー・ブルー・ブラックのグレンチェックなども嫌味のない色や柄としておすすめです。

もし、柄のない無地を選ぶのであれば、光沢があるワントーン暗めの色を選ぶのもよいでしょう。
ひかえめな色の中に映える光沢が、大人の魅力と色気を高めてくれます。

50代のビジネスマンには、豊富な人生経験がかもしだす渋みのオーラがあるので、柄で主張しなくても十分に存在感を演出できます。

50代の方におすすめしたいオーダースーツの店舗3選

「オーダースーツを仕立ててもらいたいけど、どこで仕立ててもらえばいいのかわからない」とお悩みの50代のビジネスマンも多いでしょう。

そこで、以下におすすめのオーダースーツの店舗を3軒選びました。
ぜひ参考にしてみてください。

K-51インターナショナル

「K-51インターナショナル」は、オーダースーツのブランドの中でも豊富な知識と経験を持ったスタイリストが、マンツーマンでスーツ選びをサポートしてくれます。
採寸はメジャーで体をはかるだけでなく、骨格スタイルアドバイザーが骨格分析を行い、より自分の体型に合ったスーツを仕立ててくれるので、安心して任せられるでしょう。

政治家や芸能人のオーダースーツも手がけているため、実績もあります。
テーブルごとに壁で仕切られているのでプライベートも確保され、周りの目を気にせずゆっくりと生地選びができる点も嬉しいポイントです。

じっくりと丁寧な接客で、お客さまとのコミュニケーションを重要視している店舗でもあるため、リピート率やほかのお客様への紹介率も非常に高いのが特徴でもあります。

また、店内に美容院が併設されているという新しいオーダースーツ店のスタイルも確立しており、洋服から髪型までトータルでコーディネートしてもらえるのも魅力です。
美容院の利用は無料サービスでついてくるため、オーダースーツを仕立ててもらうのが初めての方も安心して利用できるでしょう。

さらにK-51インターナショナルでは、オーダースーツ基本習得講座を定期的に開催しています。
基本習得講座では、オーダースーツの基本知識や選び方などを、実際のお店のスタイリストが教えてくれるので勉強になるでしょう。
「オーダースーツに興味はあるけど、何からすればいいのかわからない」という方は、ぜひ講座に参加してみてください。

スーツビギナーズ

「スーツビギナーズ」は、耐久性と強度を兼ね備えた国産生地を約100種類もそろえているので、スーツをヘビーローテーションで着まわす50代のビジネスマンにはおすすめの店舗です。
そんなスーツビギナーズの特徴は、人体を3次元にとらえて体の曲線に合わせる「立体縫製」という技術で仕上げることでしょう。

採寸マイスター協会の学長が直々に教育をし、実力を持った採寸スキルの高いフィッターが採寸と立体縫製をしてくれるため、安心して任せられます。
骨格スタイルアドバイザーとパーソナルカラリストが監修する診断シートも用意しているため、自分にぴったりのスーツが仕立てられるでしょう。

また、3つのオーダーコースがあり、「完全おまかせコース」と「アドバイスちょい足しコース」、「わがままコース」はどれを選んでも、税込43,780円とリーズナブルな価格帯です。

銀座テーラー

1935年に創業された「銀座テーラー」は、伝統の中で培われたオーダースーツのデザインや裁断縫製の技術によって、品質と個性が守られています。

銀座テーラーは、銀座の自社ビル内部にいるアトリエの職人が、1着ずつ丁寧に丸縫いしたハンドメイドスーツを提供している点が特徴です。
熟練した職人が最後まで責任を持ってオーダースーツを縫いあげるため、年間600着程度しか生産されないというこだわりもあります。

また、多くのお客さまにオーダースーツを楽しんでいただくため、2003年からはハンドメイドのおもむきを残しつつ、マシーンで仕立てあげたオーダースーツの販売も行っています。

銀座テーラーは正統なオーダーブランドを受け継ぐとともに、和をコンセプトとした「SAMURAI」や「艶」をコンセプトとした「facoltanimo」というブランドも開発しました。
西陣織の模様や漆ボタン、花押と呼ばれる名前入りの刺繍などおしゃれで凝ったデザインを用意されているので、ぜひ店舗に相談してみてください。

50代のビジネスマンはサイズ・素材・価格帯に注意してオーダースーツを作りましょう

今回は50代のビジネスマンが意識したい、オーダースーツを仕立てる際のポイントやおすすめのオーダースーツ、おすすめの店舗を紹介しました。

50代のビジネスマンがオーダースーツを仕立てるときは、サイズと素材、価格帯に特に注意が必要です。
体型にジャストフィットするオーダースーツを、上質な生地で仕立ててもらいましょう。

さらに、落ち着いた色のスーツもよいですが、50代は男性としての渋みが出てくる年代でもあるので実は明るい色のスーツも似合うのでおすすめです。
オーダースーツを仕立ててもらい、ワンランク上の自分を演出すれば20代、30代ではかもしだせない、大人の魅力溢れる着こなしができるでしょう。