オーダースーツおすすめ完全網羅 比較ランキング50店 > コラム > スーツのズボンが破れたら大変!破れる原因と予防策、修理方法を徹底解説
スーツのズボンはさまざまな原因で意外とよく破れてしまうものです。
そこで今回の記事では、いざというときに知っておきたいほつれへの応急処置と、本格的な修繕方法についてご紹介します。
ほつれたズボンを持っているという方も、参考にして修繕し、使えるように復活させましょう。
目次
スーツがほつれしまう原因とあわせて、ほつれやすい箇所についても知っておきましょう。
スーツのズボンが破れる原因には、次のようなことが考えられます。
・動きの衝撃に耐えきれなくなった
・ポケットに物を入れていた
・鋭利なものに引っ掛けた
・太って生地にかかる圧力が大きくなった
・タバコの火種が落ちた
・虫食い
破れる原因は、動きや物からの負担に生地が耐えきれなくなったから、鋭利なものに引っ掛けたからだと考えがちですが、体型の変化も大きな理由となります。また、喫煙者の方であればタバコの火種も原因です。ウール製のスーツであれば虫食いが起きることもあるでしょう。
スーツで特に破れやすい箇所は、股下部分と後ろポケットの淵部分。股下はやはり動きによってほつれやすく、後ろポケットの淵は財布など物からの圧力に耐えきれなくなり、よくほつれる部分です。
もしズボンがほつれたときは、次のような対処法を試してみてください。
応急処置としてすぐに実践できる方法と、ほつれを修繕するための方法についてご紹介します。
いざというときのために、ほつれへの応急処置を知っておきましょう。
・安全ピンでほつれを隠す
・ホッチキスでほつれを留める
・ガムテープで布を寄せてほつれを隠す
安全ピンやホッチキスを使えば、簡単にほつれた部分を留めることができますが、少なからず生地にダメージを与えるため留める部分は最小限に押さえたいところです。
もし大きなほつれができてしまった際には、裏からガムテープを貼って生地を寄せ、さらにホッチキスで止めて隠すという方法もあります。
ズボンにできたほつれを根本的に修繕するためには、次のような方法があります。
・アイロンで接着できる補修布を使う
・ミシン刺し補修
・かけはぎ
ご紹介した方法のうち、補修布を使う方法はご自宅で行なえますが、大きなほつれには対応できません。「ミシン刺し補修」もご自宅で行うことができるものの、補修跡を完全に隠すことはできないため、目立たない部分にのみ行ってください。
その点、「かけはぎ」は専門店でしか行なえませんが、補修跡がほぼわからず、完成度の高い仕上がりになります。
スーツのズボンはさまざまな原因で破れてしまうものですが、ほつれた際には臨機応変な対応ができるように、応急処置方法についても知っておきましょう。
股下やお尻が破れてしまうと恥ずかしいものですが、応急処置を知っておけばいざというときに役立ちます。
そして、本格的な修繕をする際には、専門店に相談しつつ適切な方法で直せば、まだまだズボンは活躍してくれることでしょう。
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