オーダースーツおすすめ完全網羅 比較ランキング50店 > コラム > ビジネススーツでベスト着用時のマナーについて解説
ビジネススーツの中にベストを着用するスタイルは、「スリーピース(三つ揃え)」として知られています。現在ではベストの着用は必須ではなく、オシャレの一環として身につけられています。
ここでは、ベストを着用する場合のマナーと着こなしの方法について詳しく紹介します。
目次
ビジネススーツにベストを合わせる際のマナーについてみていきましょう。
ベストの着用時は、一番下にあるボタンは飾りであるとして留めない「アンダーボタンマナー」という規定があります。
アンダーボタンマナーはスーツのジャケットに適用されるものですが、ベストについても同様なのでチェックしておきましょう。
黒色は本来不幸を意味するものとして考えられており、ビジネスの現場では避けるべき色とされています。
この考え方はスーツ上下だけではなくベストにも適用されるため、黒以外の色(濃いグレーやネイビーなど)を選ぶか、黒以外のスリーピーススーツを選ぶようにしましょう。
通夜・仮通夜をはじめ、法事にベストの着用は避けましょう。
法事には「不幸に際して駆けつける」「不幸を弔う」という意味があり、オシャレな装いを演出するベストの着用は望ましくありません。
スリーピーススーツの魅力とビジネスシーンでの着こなし術について紹介します。
スリーピーススーツは上下がすべて揃った伝統的な装いであり、シックかつ高級感が醸し出せるスタイルです。
ベストを着込むだけで体が引き締まって見えるほか、体が薄い人は適度に厚みを出して男らしく見せることができます。
秋冬の寒い時期には防寒着として、また夏場の内勤中にエアコンで風邪をひかないように対策するためにも役立つので、見た目だけではなく防寒着としての役割も果たします。
スリーピースをビジネスシーンで着こなすには、以下のポイントに注意が必要です。
上記は基本的なマナーであり、営業先や客先などはもちろん、初対面の相手に対してもベストを着用することで失礼になる可能性があります。
職場で身につける際にも派手な素材や色は避け、ジャケットを脱いだときに奇抜になりすぎないようにしましょう。
ベストを着用すると、体に適度なスリム感が生まれオシャレな装いになります。派手である必要はなく、スーツやジャケットに合うものほど整った印象になります。
ベストの襟もとのデザイン、ボタンの大きさや形、ベスト全体の色や形などにこだわり、ぜひオシャレなアレンジを楽しんでみてください。