オーダースーツの選び方のコツと押さえておきたいポイント

憧れのオーダースーツを注文しても、理想と違う仕上がりになってしまっては困りますね。 オーダーメイドスーツは多くのメーカーや店舗が扱っていますが、既製品と違い「1点もの」になるため、理想的なスーツのイメージや予算を明確にしておかなければなりません。 ここでは、オーダースーツを選ぶ際に押さえておきたいコツや具体的な着用シーンを紹介します。

オーダースーツを選ぶ時に押さえたいコツ

ますはオーダースーツを仕立てる際に押さえておきたいコツを押さえましょう。

オーダーのタイプを把握する

スーツのオーダーには、採寸から仮縫いを経て世界に1着のスーツを完成させる「フルオーダー」のほかに、既製の型紙から選んで細部を決めていく「パターンオーダー」、既製の型紙を使い採寸をして微調整を施す「イージーオーダー」があります。 店舗によって呼び方が変わる場合もありますが、基本的にフルオーダー以外は比較的安価にスーツを仕立てることが可能です。 店舗ごとに選択可能なオーダータイプをチェックし、求める理想のスーツを仕立てられるお店を選びましょう。

大まかに予算を立てておく

パターンオーダーは、もっとも安価な2万円程度から5万円前後での注文が相場ですが、それより高額なイージーオーダーやフルオーダーでも安く注文できる場合があります。 「スーツにかけられる予算は○万まで」と大まかな金額を立てておき、店舗のショッピングサイトやHPで金額を確認しながら、スーツにかけられる金額を考えてみましょう。

テーラーへの要望をまとめる

スーツの仕立ては、生地や型紙選び（採寸）から始まり、ボタンやポケットの形と位置、裏地などのディテールへと落とし込んでいきます。 たとえば、ほぼ完成の段階まで進んだところで「スーツに厚みが出るようにしてほしい」とリクエストしても元に戻すことはできないため、「厚みを出したい」というリクエストはあらかじめ伝えておかなければなりません。 事前にテーラーに伝えたいこと、スーツの仕立てにおいてどうしても外せないポイントをまとめておき、早めに伝えておくと安心です。

複数の店舗を見ながら比較する

オーダーのタイプ、取り扱っている生地の種類やブランド、その他のディテールへの配慮は店舗ごとに異なります。 来店してみなければわからない部分もありますが、事前にHPで調べられる部分についてはリサーチしておき、複数のお店を比較しておくと良いでしょう。

使用目的に合ったスーツを選ぶ大切さ

オーダーメイドスーツを毎日着こなしたい方

オーダースーツを毎日着用する場合は、耐久性が高いものを品を選び オーダーメイドと言えども「消耗品」ですので、価格は抑えめにして、パパターンオーダーやイージーオーダーなども選択肢に入れるようにするのがおすすめです。

特別な日に着るオーダーメイドスーツ

結婚式などの特別な日に着るオーダースーツには、一定の高級感が要求されます。 イージーオーダーやフルオーダーなどでスーツのグレードを上げることは、主催者や方への敬意を示すことにもつながります。

自身の魅力をオーダーメイドスーツ着用により引き立てたい方

オーダーメイドスーツを着るこランクをアップさせたいと考えている方は、フルオーダーを選ぶのが良いでしょう。ロロ・ピアーナやゼニアなどが有名ですが、他にも名高いブランドが数多くあります。一生モノを手に入れる場合は、予算は高くなってきますが、一流の職人が手掛けたフルオーダーは、一生モノをとなること間違いなしです。

重視したいポイントを明確にしよう

オーダースーツは複雑な工程を経て作られるため、オーダー初心者の方は少し戸惑ってしまうかもしれません。 注文の前に「どのくらいお金をかけられるか」「どの店舗で注文するか」「理想のスーツのイメージ」などを明確にしておくと、重視しているポイントが伝わりやすくスムーズです。