オーダースーツおすすめ完全網羅 比較ランキング50店 > コラム > オーダースーツを作りたい!相場や種類をわかりやすく解説
オーダースーツを作りたいけれど、どのくらいの費用がかかるのかが不安で躊躇してしまう、という人は多いかと思います。 金額の相場やスーツの種類といった予備知識があれば、オーダーしやすくなります。 こちらではオーダースーツを初めて作る人に向けて、オーダースーツの相場や種類について詳しく解説していきます。
目次
オーダースーツといってもいろいろな種類があります。 それぞれの種類で、どこまで細かく調整できるかは変わってきますので、そのレベルによって相場も変わってきます。 オーダースーツの種類と特徴、金額の相場を解説します。
「パターンオーダー」は基本となるサンプルのスーツが用意されていて、袖丈や着丈などの長さを自分の体型に合わせてオーダーします。 サンプルのスーツは「ゲージ服」と呼ばれ、基本の形ができているのでオーダースーツの中でも比較的費用を抑えられる点が特徴です。 パターンオーダーの場合、料金相場はおよそ3万円から8万円前後。 スーツにあまり詳しくない人でもオーダーしやすいので、初めてオーダースーツを作る人におすすめです。
「イージーオーダー」はスーツ本体は作られておらず、型紙までが作られているタイプのオーダースーツです。
型紙を選んでから自分の身長や体型に合わせてスーツを仕立ててもらいます。
パターンオーダーはある程度の形やサイズ感が決まってしまっていますが、イージーオーダーは型紙があるものの一からスーツを仕立てるので、自分のサイズにぴったり合ったスーツに仕上がる点が特徴です。
また、パターンオーダーよりは高いけれど、フルオーダーよりも安価に仕立てられます。
イージーオーダーの価格相場は、およそ5万円から10万円。
高いものだと15万円ほどするものもありますが、同じ品質で考えるとフルオーダーよりは安価です。
「フルオーダー」は型紙から作成して、すべてオリジナルでスーツを仕立てます。
本当に自分だけのオーダースーツなので費用もお高めです。
相場はおよそ20万円からで、高いものだと100万円を超えるものもあります。
フルオーダーはすべて自分の好みや体型に合わせたスーツを仕立てられるので、細かい調整もしっかりできる点が特徴。
また完成する前に試着をして、ちょっと違うなと思ったらまた調整を入れられるなど、細かいところまで行き届いた仕立てができる点も魅力です。
先にご紹介したそれぞれのオーダースーツには、メリットとデメリットがあります。 それらを加味したうえで、どのオーダースーツを選ぶかを決めるとよいですね。 ここでは、各オーダースーツのメリットとデメリットを考えてみましょう。
パターンオーダーは価格が安いという点も大きなメリットですが、それ以外に「初心者がオーダースーツの仕上がりをイメージしやすい」といったメリットもあります。
初めてオーダースーツを作る場合、いきなり型紙を見せられてもどんなスーツができるのかを想像することは難しいですよね。
パターンオーダーはゲージ服が用意されていますので、仕上がりがわかっているという安心感があります。
パターンオーダーのデメリットは、ゲージ服に限りなく近い形の仕上がりになるため、オーダースーツの醍醐味ともいえる自由度が小さくなるという点です。
一般的な体型の人であれば問題ありませんが、個性的な体型をしている場合、パターンオーダーだとその人にぴったりの仕上がりにしてもらえない可能性があります。
それは、体型に細かく合わせることで、ゲージ服のイメージを損なう仕上がりになることを販売店側が好まないからです。
個性的な体型の人は、イージーオーダーやフルオーダーのほうが満足できる仕上がりのスーツを作れるかもしれません。
イージーオーダーのメリットは、パターンオーダーとフルオーダーのよいところを合わせてオーダースーツを作れるという点です。
費用はフルオーダーよりも抑えて、パターンオーダーよりも自由度の高いスーツを仕立てられるので、費用と仕立てのバランスが取れています。
イージーオーダーのデメリットは、仕立ての幅が広い分求めていた仕立て方とは違う方法のオーダースーツになってしまう可能性がある点です。
例えば、型紙はできているけれど限りなくフルオーダーに近い方法を取っているところもあれば、パターンオーダーのように自由度の低い仕立て方法をイージーオーダーと呼んでいるところもあり、「こんな仕立て方だと思わなかった」と感じてしまうことがあるかもしれません。
フルオーダーのメリットは、やはり世界で1着の自分だけのオーダースーツを仕立てられるという点です。
個性的な体型の人はもちろんですが、スーツにこだわりのある人は、自分の好きなように指定をしてスーツを仕立てられるので、満足度の高い仕上がりになります。
デメリットは費用が高いという点です。
一から自分のためにスーツを作るので、ある程度費用が高いのは仕方がないこと。
ただ高級店になると100万円を超えることもあるので、予算を考えると希望の店では作れない、ということもあると思います。
予算に合わせてオーダー方法やお店を選ぶことがマストですが、予算と希望をどのようにマッチさせればよいでしょうか?
どのオーダー方法を用いるにせよ、生地が高品質になればなるほど費用は高くなります。 デザインやブランドよりも品質にこだわりたいという人は、生地に焦点を合わせて予算を組み、オーダー方法を選ぶのがよいでしょう。 「生地が高級なので、仕立てはパターンオーダーにする」という具合です。
ちなみに、生地の品質は繊維の細かさに比例するといわれています。 繊維が細かい生地ほど高級になるので、一度いろいろな生地を見てみるとよいですね。
デザイン性を重視したい人は、デザインに予算を使うのも良いかもしれません。 オーダースーツにはオプションが設定されていることがあり、裏地をつけたり、ボタンをこだわりのものにするとオプション料が発生するようなシステムがあります。 デザインにこだわるのもオーダースーツの醍醐味ですので、自分だけのデザインを仕立てに取り入れたいですね。
着心地にこだわりたい人や、体型に合ったスーツを求めている人は、サイズ感や着心地でオーダー方法を選ぶとよいでしょう。 フルオーダーのほうが限りなく自分の体に合ったサイズ感で仕立てられるので、オーダー方法に費用をかけるということになります。
オーダースーツの相場は、手頃なものから高級なものまで、様々なものがあることがおわかりいただけたのではないかと思います。 また、いろいろな種類がありますので、体型や好みに合わせて体にしっくりと馴染むものを選んでオーダーするのがおすすめです。 基本的には自分の経済状況に合わせたものを作って、特別な日用にちょっと奮発してオーダーするというのもよいのではないでしょうか。 ぜひこちらの情報を参考に、満足できるオーダースーツを作ってみてください。